病気……というもの

そもそも病気(disease)というのは ①原因があって、②ソレによって引き起こされる共通の症状があって、③ある程度確立された治療法がある、④とはいえ治るものとそうじゃないものもある……というものを言うのですが、治らないということに無理矢理整合性を持たせるために disorder (障害と翻訳されているが、むしろ syndrome:症候群に近い)という言葉を使っているんだね。

知ってた?

それで寛解(remissiom)やら回復(recovery)やらとよくわからない曖昧な言葉が使われるようになっているんだね。

………ってところからわかっておかないとね(^_^;)

つまり◯◯障害(disorder)というのは、①特定できるような原因が不明瞭で、②共通する症状があるものの、100人100通りの表れ方をするし、③決め手になる治療法がないし、④治らない………ということなんだな。

「治る」というよりも「治りはしないがましになる」by カレー沢薫 ということなんだね。

そう、「飼いならす」「手なづける」感じかな。

でもね、「飼いならす」「手なづける」ってのはどこか「コントロール」色があり、なかなかそうはいかないわけです。

そこで、大切なことが「受け入れる」ということになります。

「受け入れる」ってのは耳障りがいいけど、ある意味あきらめが肝心ということなんだね。

病気や障害、それによってもたらされる症状や不具合や理不尽、治療を継続しなければならないこと、それによる仕事や生活や経済上の不利や制約、そしてわかってもらえなさ………

これらはなくならないけれど、それでもそれなりにうれしい楽しい美味しい面白い心地よいを大切にしてはいけるのです。

治ることへのとらわれや過大な期待はせず、治らないことへのとらわや不必要な絶望もいりません。

とりあえず、なんかテキトーに美味しいもの食べて、鼻ほって、おならして、ぴょんぴょんしてたらいいわけさ(*^^*)

それでハナマルね💮