よくさ……、生き延びるために頼らざるを得なかった……って話があるじゃない。
そう、自己治療仮説とか苦痛緩和手段ってやつね。
特にアディクションの業界ではあたりまえに言われるようになっているよね。
アルコール、薬物、ギャンブル、食べ吐き、自傷、買物、借金、カルト、他いろいろあるけどさ………
………ん?
生き延びるために………?
………ん?
てなるよね!
ならないっすか?
自己治療仮説やら苦痛緩和手段というのがわからないわけではありませんが、なんか免罪符のように使われるのは引掛るんだよね。
モヤモヤするんだなぁ……。
アディクション問題の決め手は、ソレによって周囲の誰かが困っているかどうか、迷惑を被ってるかどうかです。
周囲が死ぬほど困っているのに、そんなことは気にも止めずに………
………生き延びるために必要だったとか、苦痛緩和のために必要だったとか言われても、納得はできないんだよね。
………で?!
………と思いませんか?
自己治療仮説なんて否認による単なる正当化に過ぎないと思いませんか?
それを専門家が助長してるのおかしくないか?
ちょっと名の知れた人がなんか言ったり書いたりしてると、あ、そうかぁ、そうなんだぁ………ってまるごと信じちゃったりするのまずいよね。
……なんてことを思ってるのワシだけかな?
いや、わからなくはないんだよ。
でもね、でもね………(ーー;)
ほら、ソレは私のせいじゃないけれど、ソレは私の問題だ………って言うじゃない。