午前中は工房にてお仕事をしまして、午後は第17回愛知家族会フォーラムに参加してきました。
目的は岩井さんのお話を聴くためです(*^^*)
全国各地の家族会からたくさんの方々が集まっていました。
ひきこもりや精神障害の家族会と同様、薬物依存症家族会も高齢化や新しい人が増えてこない………、ゆえに継続や運営が厳しくなっているようです。
会場に行くと「あ、どこのダルクの人かと思った……」と光栄な歓迎していただきました(^_^;)
愛知県精神保健福祉センター所長の藤城先生が愛知県の取り組みについてお話くださいましたが、藤城先生お元気そうでなによりです(*^^*)
次いで名古屋市精神保健福祉センターここらぼの所長宇佐美さんが名古屋市の取り組みについてお話くださいました。
それぞれの取り組みについて聞けたのは悪くないのですが、なんかね、モヤモヤするんだな(^_^;)
いつの間にか、行政を含め依存症専門なんちゃらやら拠点なんちゃらやらが増えて、重点的にやってます………みたいなことになっていて、ほら、パクリものに自分の所の名前(カタカナ)をつけて……、プログラムがぁ……とか、回復がぁ………とか言ってるのにずっと違和感を持っています。
もうさ、医療、行政、司法……みんながよってたかって、なんかやってますアピールして、回復を搾取しているようにしかみえないんだよねぇ。
あるご家族が、困ってアチコチいろいろなところに相談に行ったが、どこも話は聞いてくれたが結局何も対応してもらえず「どいつもこいつもそんな仕事しかできないのか?」とガッカリし腹立たしかったとおっしゃっていたのですが………
その通りなんですね。
こんなこともあんなこともいろいろなことをやってますと言っていますが「そんなことしかやってないというか、できない」のです。
岩井喜代仁さんは茨城ダルク代表ですが、亡くなられた近藤恒夫さんのあとを継ぎ日本ダルク理事長も兼務なさっているそうです。
昨今いわゆるコンプライアンスが厳しく言われるようになったこともあってか、これまでの岩井さんのピリっとシャキっとするような、いわゆる岩井節が封印されていたかのように感じました。
でもお元気そうなお顔を拝見できてよかったです。
顔を見るだけで元気をもらえるってスゴイよね(*^^*)
久々にお会いしたご家族から実はいろいろ大変で……というお話を立て続けにうかがい、10年経とうが20年経とうが大丈夫はないんだなぁということを考えさせられました。
いや、むしろ10年、20年、30年経ってあらためて大変なことが起こるんだよ(^_^;)
そうそう、私はずっと王道(何が王道だかわかりませんが)からハズレたところで個人でお仕事をしてきていますので、なんとか関連会議とか、なんとか強化事業みたいなところには、関係機関とか関連団体としてお声がかかることもないわけで、なにかと蚊帳の外にいるわけです(^_^;)
蚊帳の外にはいるけれど、蚊帳の中にいる方々よりは………
………ね(*^^*)
良い時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
終了後は工房に戻りましてお仕事………でした。
お疲れさまでした。