痛いときは動かした方がいい時と安静にしたほうがいい時がありますが………。
痛いからといって動かさないでいると、どんどん動かなくなり、ちょっとの動きで痛みが増大するのよ……。
私たちはつい痛みを庇うので、これが続くと他の部位に負担をかけて他の部位に痛みが出てくるの………。
こうして痛いのが拡散していったりするのは珍しくないの。
あと、痛いと私たちの意識は全て痛みに持っていかれ痛みにとらわれてしまうようになります。
こうやって痛みは拡散し強化され慢性化していくの。
慢性化した「痛み」の半分は気のせい、思い込み、勘違い、脳のバグ……と言われています。
痛みは私たちの脳の正常な機能を阻害してしまうのです。
だからね、◯◯医科大痛みセンターの◯田先生みたいな「とにかく動きなさい!」は一見乱暴なようだけど理にかなっているんだね。
これはね、メンタルなこともほぼほぼ同じなんだよね。
休養は必要だけど、元気なときに余裕をもって休んでおこうね。
調子の悪いときこそ動いた方がよかったりするよ。
痛みはとてもアディクティブだし、対応はほとんどハームリダクションなんだよね。
痛みは、ある種他の症状や悩みや辛さや苦しみのメタファーとも言えますね。