昔話です(^_^;)
昔々その昔、とあるところで依存症教育プログラムをやっていました……。
今どうなっているかは知らないし、なんかやっていたとしても例のつまらないナンチャラカンチャラというプログラムなんだと思う(^_^;)
「あなたがたが良くなろうが野垂れ死にしようが私の知ったことじゃない」
「アルコール(アルコールも薬物ね)も薬物もそう簡単にはやめられないし、あなた方がやめられようがやめられまいが、それも私の知ったこっちゃない」
「ただ、嫌でもせっかく入院することになったのだから、少しでも得があった方が良いと思わないか?」
「ここにいるあなた方はとても運がいい、外なら高いお金を払わないといけない私の話をほぼほぼただで聞けるし、他の誰の話よりもおもしろいし退屈はしないよ……」
……という全くエラそうな上から目線ではじまる依存症教育プログラムはいつもこうやってはじまっていました(^_^;)
自分で言うのもおかしいですが確かにおもしろかったと思うし、定着率もよく、その時間を楽しみにしてくれる患者さん達も増えました。
マックやダルクやAAやNAにつながる患者さんも増えていき、退院した患者さん達がメッセージを運んでくれるようにもなっていきました。
もちろん私もマックやダルクやAAやNAや断酒会に足繁く通っていました。
……今流行りのなんとかやら、なんちゃらやら、かんちゃら……ていうプログラムなんかよりもずっと良かったと……今でも思っています(^_^;)
はい、自画自賛でした(^_^;)