自立………?

随分前に「自立とは依存先を増やすこと」だと熊谷晋一郎先生がおっしゃっていて、さすがうまいこと言うなぁと思いましたが、以来耳障りの良さだけの思考停止状態で「自立とは依存先を増やすこと」という言葉だけがひとり歩きしており、私はずっと違和感を持ってきています。

まず、熊谷晋一郎先生はいわば障害者のアスリートです。

何の取り柄もない一般人とは違うんだよね?

(熊谷晋一郎先生をご存知ない方はグーグルさんとかでお調べください)

さらに依存先を増やすには相当の努力とエネルギーと才能と運が必要だということです。

さらにさらに、安易に「依存先……」という表現を使わない方が良いのではないかと思っています。依存先ではなく安心して頼れる場や人というふうにした方がよいと思っています。

さらに、孤立を防ぐとか、孤立しないように……とか、アディクションの反対はコネクションだとか、繋がりを……とかたくさん言われてきていますが、なんだかなぁ~(ーー;)

なんか違うんだよね!

自立とは孤独に強くなることです!

寂しさや退屈に強くなることです!

孤立を怖れないことです!

強くなるより賢く……なんて言ってる方々もいますが、私たちは残念ながらそんなに賢くはないんだね(^_^;)

まぁ、強くもなれないけどね(^_^;)

これみよがしに自立信仰みたいに自立、自立って言わなくてもいいよね。

もっと言ったら自立とかどうでもよくないか?

耳障りの良い言葉に釣られて飛びついて思考停止になってはいけないのです。

たまには、ちょっと考えてみようね(^_^;)