馴染みと非日常

メンタルの病気って、全てではないけれど、発熱、事故、熱中症、災害、転居など突発的な病気や事故や災害などに遭遇すると、それまで抱えていた症状が一時的に消失したり低減したりすることがあります。

 

ある種のショック療法や暴露療法みたいな感じですね。

 

昔々は持続発熱療法とかインシュリンショック療法とか、今でも(やり方は変わりましたが)やっている電気ショック療法などがありましたし、もっともっと昔は拷問のようなものが治療として行われていました。

 

転地療法なんてのもありましたね。

 

ところがねぇ………、発熱、事故、熱中症、災害、転居など突発的な病気や事故や災害などが良くなったり落ち着いてきたり、退院して家に戻るくと………、残念ながらもとに戻っちゃうんだよね(ToT)

 

一旦良くなったかのようだったのがそうじゃなかったり、悪化したりするのは、本人や家族にとってはとてもガッカリなのと、実はその後の予後にも大きな影響があるんだよね(ToT)

 

やっぱり大切なのは西川きよしさんがおっしゃっているように「ちいさなことからこつこつと……」なんだよね。

 

そして、「早く良くなりたいなら、早く良くなろうとしないことです!」by 斎藤学

 

なんだよね。

 

私たちはそれがどんなに過酷でも馴染んだところに戻ってしまうのです。

 

厄介なことです。