ケース会議

結局なかなか寝付けず、準備もほとんどできないまま(いつものこと、笑)………、

お世話になっている児童養護施設、鳴海聖園天使園のケース会議にお招きいただきました。

今年もよろしくお願いいたします。

今日は、日本福祉大学准教授田中和彦先生の「問題解決しない事例検討会」を参考に、勝手にこっそり事例検討を遊ぶ……みたいなかたちをとってみました(^_^;)

毎度、アレコレお伝えしてきていますが、まぁ、だいたいはその場限りで、いろいろ忘れられていくわけですので、この場を遊んだ方がいいですよね。

とはいえ、このケース会議の場にあらわれる全てが、対象となる子を含め、とりまく人達との関係や悩みが再現されていくわけですので、なかなかおもしろい(*^^*)

被虐待体験と問題行動と発達障害と知的問題とCPTSDとBPDの関連について………。

用語でわかった気になってはいけない………。

フラッシュバックはある種のアレルギー反応………。

安心安全が問題行動や症状を開花させるが、それは今後の成長を示唆するものでもある………。

過覚醒と不眠と夜尿について………。

面倒くさいことを丁寧に………。

などなどお伝えさせていただきました。

児童養護施設というのは、被虐待児、CPTSD、発達や知的な問題や、精神科関連疾患を抱えた子ども達で溢れています。

カオスと言ってもよいかもしれません。

そんななか、日々対応に追われるスタッフのみなさんは必ずしも専門的知識や技術を身につけているわけではありません。

ご苦労と試行錯誤のなかから生まれてきた施設環境が、子ども達の成長に大いに役に立っているのです。

問題を封じ込めるのではなく、アレコレすったもんだしながら子ども達に向き合う姿勢がとてもいいなと思いました。

ありがとうございました。


……からの非常勤先へ……

あかん、急に眠気が……。