初任給……

ちょうど45年前の今頃は就職先がなくて困っていましたが、恩師からススメられて場末の精神病院に就職(そのつもりはなかった)したわけです……(^_^;)

ちなみに小中高と田舎の公立でしたが、小学校は別として中高と学年で10番以内を保持していたのに、たいした大学には進めず………、とはいえ学部長賞(学長賞の次の賞)をいただいて卒業するという優秀ぶりだったのに就職活動が全くうまくいかず、卒業間近にやっと精神病院に心理職として就職(そんなつもりは全くなかった)したわけです。

心理職に就くことも、精神病院で働くなんてことも、これっぽっちも考えもしていなかった(^_^;)

臨床心理士という職名で採用されましたが、まだまだ認知もされず、資格も何もなく実態は便利に使える雑用係でした。

当時の初任給が9万円(大卒14〜16万が平均だったかな?)なのに、木造アパート家賃2万7千円(2K風呂付き)、10万円で買った車と新潟の実家から持ってきた原付きバイクに乗り、ガソリンが70円くらいだったかな……。
携帯もパソコンもなかったね。
電話加入権(若い方はわからないよね)を購入し自室に電話を引くというぜいたくもしました。
3食病院でご飯食べていましたね(^_^;)
お金ないけど暮らせてたね(^_^;)
確か給料が10万円超えるのに3年くらいかかったんじゃないかな?(3年で辞めようと思っていたけど、ほぼ30年いたよ)
看護補助としての病棟夜勤(当初は夜勤手当が3500円くらいだった)をたくさん入れたり、盆暮れ正月はほとんど病院で暮らす(笑)なんてことをしながらちょっとでも稼ごうとしていましたが、まぁ、たいして稼げませんわな(^_^;)

実家も貧乏ななかよく大学行かせてくれたよなぁ(当時の大学進学率は20%に満たないくらいだったよ)、ホントにありがたいことです。
自分の親がしてくれたことと同じようなことを自分の子ども達には何ひとつしてあげられなかったなぁ(;´Д`)

そう、貧乏でもそれなりに楽しく暮らせていましたが、今は無理ですね(;´Д`)

暮らしていけませんもの(;´Д`)