おっちゃんの連続講座③ @ピア岐阜でした。
暑いなか、遠方からの方も含めたくさんの方々が来てくださいました。
ありがとうございました。
今年の連続講座最終回で、共依存の原点(ビルの奥さまのロイスの苦悩)について触れまして、依存症者と一緒に暮らす家族は長い間傷つき、不安と怖れのなかで慢性的過緊張(戦闘態勢)にあり、それが様々な不調や不具合を誘発させ、自らの安心のために依存症者を支配コントロールしてやめさせようとしますが、ことごとくうまくいかず依存症者を悪化させてしまうという問題維持システムを作り上げてしまいますが………、これらの共依存とかカサンドラ症候群とかストックホルム症候群と呼ばれる家族の抱える問題群は家族自身の生育歴とも重なりCPTSD(複雑性PTSD)と言えるのです。
CPTSDは根に持つということであり、とらわれるということで、いくつかの代表的特徴と家族の陥る状況についてお話させていただきました。
やめさせよう……からいったん離れようね(^_^;)
優先順位の最上位はやめさせることではなく、家族自身が正気を取り戻すこと、家族自身が暮らしを整えることでだよ(^_^;)
ロイスが必要としたものがなんだったのか……から考えたら家族に必要なことが見えてきますね。
……手放すとか、底付き……とか今でもよく聞きますし、家族はそれらにとらわれおかしくなってしまうこともよくありますので、四半世紀以上前に言われていたことにとらわれるナンセンスと、個別事情をふまえて現実的にできることやできないことや優先順位を整理したうえで……さて、どうしましょう……?
ということが大事ね(^_^;)
てなお話をさせていただきました。
ありがとうございました。
次回のピア岐阜は9/2(土)18時からです。