入院2日目(手術日)

入院3日目になりましたが、まずは入院2日目の顛末……

超長いです……

本日は良い天気。
午後から手術。
昼過ぎまでが長いなぁ、ドキドキ……(^_^;)

当初手術は1時間程と聞いていたのに、3時間半かかるという???

どういうこと?

手術前後の麻酔も含めてということらしいが、なぜこういう話が後出しで、しかも直前になるんだ?

手術開始が13時45分頃だが、前の手術が長引くと開始時間が遅くなる………って、まてまて、まぁ、いいけどまたテキトーなこと言ってるし……(ーー;)(テキトーではなかった)

それにしても麻酔の件はどうなったんだろう???
肝心なことはわからないままだ(ーー;)

先生に伝えておきますねぇ〜とか、確認しておきますねぇ〜ってのは、たいてい伝わってないし確認もされないんだよな(ーー;)

昨晩下剤を服用していて、トイレに行こうとしたが空いてない……、病棟内トイレ少なすぎなんだよ。
男女1ヶ所、しかもそれぞれ1個しかない。オストメイトも1ヶ所しかない。
なんだかなあ……(ーー;)

なんかバタバタとベッド回りに「ちょっと準備しますねぇ」とか言ってなんかしてったが、ちょっと準備ってなんだよ???
もうちょっとちゃんと説明せんのか?

同室の他の患者さんへの対応も明らかに説明が足りないのが明白だし、かなりいい加減だ(ーー;)
退院チェックがなぜギリギリなんだ?
なんかいろいろテキトーすぎる(ーー;)

普段服用している薬を持参しろといい、入院中はあずけて管理するのだが、あずかったものを紛失したりする、最悪だ。

で、下剤出しといて何故か排便があったか確認もしないけど大丈夫か?

結局、患者なんか置き去りで向こう(医療側)で勝手にいろいろススメちゃうのが医療ってやつね(ーー;)

大学病院なのになんでタメ口?
大丈夫かな?
町の診療情報でもタメ口じゃないよ。

手術後は明日の朝まではベッド上で安静、起き上がることもまかりならんらしいが……寝返りは?(ーー;)

確認したいことを確認できないまま、30分遅れて「行くよぉ〜」ってお迎えがきて手術室へ連れていかれる。
お待たせして云々……なんてのは一言もない。

事前に全麻は拒否し脊椎くも膜下でとお願いしていたのに、何の説明も確認もないまま全麻前提で話が進んでいって、排便の件も含めて、こちらから聞かないと何も言ってくれない。

手術に入ってようやく麻酔科の先生にあらためて麻酔のことを確認する。
「全麻が嫌な理由はなんですか?」
『知らない間に何されているかわからない事が嫌なのと、挿管されるのが嫌なのと、全麻だと後がしんどいからです、どうしても全麻しか選択肢がないならやむを得ませんが……、手術前の麻酔科での診察時点から伝えてあるのに何故なんの確認もなく全麻前提でコトがすすんでいるのですか?』
さらに『昨日消灯前に下剤を服用しているにも関わらず排便してないが大丈夫か?何故今まで確認されないままきたのか?』
……と、まぁ、向こうにしてみればこの期に及んでなんてわがままなんだということを言ってみたわけです(ただのヘタレな小心者ですな)

すると、麻酔科医も主治医も快諾してくれたわけですが、逆に肩透かしを食らった感じでしたね(^_^;)

脊椎くも膜下に注射をし麻酔薬を注入し麻酔が効いてくるのを待つ。
手術室ないには音楽(クラッシック)が流れている。
手術室内の音楽は執刀医の趣味で、音楽を流すか流さないかも含めて選択されるらしい。

また、今回のように脊椎くも膜下の麻酔だと患者の意識が明晰なので患者をリラックスさせたり、医師やスタッフの話を聞き取りにくくさせる役割もあるらしい(……らしいということではす)

その間に『手術の様子を見ながら……は無理か?モニターごしでも構わないが……』と交渉しましたが、やめた方が良いと却下されました(^_^;)

麻酔が効いてくると、いわゆる脊椎損傷の方々と同様に胸から下が動かなくなり感覚がなくなり、それをチェックしてから「では始めます」の声とともに手術スタート、残念ながら何をどうされているのかは全くわからない。

スタートしてしばらくすると「あ……、切れた……」「ホントだ、切れちゃったね」「つなぎなおせる?すぐにお願い!」

え? どういうこと? なんか切れちゃいかんものを切っちゃったの? とビビっていたらモニターの電源が切れたらしいのですが、手術はお○ん○んに内視鏡を挿入して確認しながら肥大した前立腺を削り取っていく経尿道前立腺切除術という手術なのでモニターの電源が切れるのはマズいわけです(^_^;)

すぐに復旧し手術は大きな問題なく再開されましたが、いろいろなことが起こりますね(^_^;)

どのくらい時間が経ったかわからないが……アレ? 足の指先に痺れ感と動きが戻りつつあるのがわかり、腰から背中にかけての筋緊張が出現し、同時に下腹部に鈍痛が……(*´Д`)

あぁ、どうやら麻酔が切れ始めてきたことがわかり、痛みも次第にひどくなる。

麻酔が切れ始めていることと、痛みがひどくなっていることを伝えると、鎮痛剤(麻酔薬)を点滴で追加してくれて、少し眠くなっていくが痛みが緩和され筋緊張が緩んでいったが、意識がなくなることはなかった(^_^;)

手術そのものは1時間程度と聞いていたのに、3時間超に及びまして、細かく削りとったものを見せてくれましたが、結構な量ありました(゜o゜;
削り取った組織は癌がないかどうかの検査となります。
何もありませんように……(^_^;)

主治医から3時間超に及んだ理由についてていねいに説明されました。
1つは肥大しているところが思いのほか大きく、また奥の方の肥大部が削ると膿んでいて、これ以上放っておいたら結構ヤバい状態になっていたようです(゜o゜;

手術が3時間超に及んだもうひとつの理由がありまして、主治医の手技がとても丁寧だということもあると思っています。

なので入院手術のタイミングとしてはよかったわけです。
ある意味運が良かったというか神さまに守られていたんだね。

手術中からの抗生剤や鎮痛剤やなんやらかんやらの点滴はそのまま継続、手術後の感染予防やなんやらのためにバルーンカテーテルを灌流させながら留置。
カテーテルは様子をみながら問題なければ術後2日ほどで抜去され、麻酔ではないので30分ほど観察して異常なければ病室に戻ります(さすがにストレッチャーです)

脚の動きなどはかなり早く回復しましたが、手術後半に追加した鎮痛剤(麻酔薬)はまだ残っており眠気がとれず、何故か血中酸素濃度が低い(息苦しさなどはなかった)ため酸素吸入となる。

予定より30分以上遅れの14時半で手術室に入り(行きは徒歩でした)、病室に戻ってきた時は18時半くらいでしたね(^_^;)

軽い頭痛とめまいと眠気がありましたが時間の経過とともに消失していきました。

たぶん点滴内に鎮痛剤が入っていて、患部や腹部の痛みも出ませんでした。

とりあえずは無事手術成功というところですね。

夜間帯は例によってウトウトしかけると、検温や血圧や血糖値測定や灌流具合やウロバッグ内や点滴のチェックやらなにやらで起こされる……、いや起きちゃうのでほぼほぼ眠れないまま朝を迎える……(^_^;)

ずっと呻いていて時折大きな声をだすおじいちゃんや、ゴソゴソバタバタいちいちうるさいおじさんがいて、うるさくて寝付けないのもありますな(*´Д`)


しかし、この後の予後が心配ですね(*´Д`)

このあとも神頼みですね(^_^;)