地域が変われば行政サービスや福祉サービスも違うんだよね。
愛知県や名古屋市は精神障害者福祉手帳2級で障害者医療証が発行され、医療費の自己負担がゼロになります。
さらに名古屋市のみですが、福祉乗車券が介助者の分と2枚発行され(3級だと本人の分だけ発行)、市バス地下鉄が無料で利用できます。
愛知県民の方が名古屋市内の市バス地下鉄を利用する場合は申請をすれば割引乗車券(マナカ)が発行され半額で利用できます。
他にも様々なサービスがありますが、手帳取得者へのサービスやその等級によるサービスは地域によって大きな差があり、愛知県や名古屋市は比較的恵まれているようです。
東京都だと1級取得者じゃないと障害者医療証は発行されないんだよね。
東京都はお金持ちな印象あるけどなぁ。
でね、地域差というのは枝葉末節にいたるまで随分ちがっていて、例えばSMARPPやCRAFTという依存症本人や家族のためのプログラムがあるんだけど、同じプログラムなのに、愛知や名古屋と、東京や大阪とでは随分やり方に差があるんだな。
愛知、名古屋はテキストに従順というか、テキストへの依存度が高いがゆえにプログラム自体の自由度が低く、窮屈でつまらないものになりがちだけれど、東京や大阪……特に大阪はもっと自由度が高く、臨機応変というか、アドリブが利いていて、おもしろい。
まぁ、この手のプログラムは実施する人によって随分違うものになるわけで、アル中にも薬中にもギャブラーにも、その家族にも関わったことのない人が実施するのと、ワシみたいにありとあらゆる病的アディクトやその家族と関わってきて、ひどい人から、良くなっていくプロセスまでをみてきている人では随分違うものになるわけです。
実はプログラムは誰がやってもできるようになっていますので、全くのシロートさんでも実施可能に作られています。
このことが「実施者によって受講者の理解や体験に差があってはいけないから一律に………」というとてもナンセンスなやり方にしているのが名古屋なんだな(ーー;)
ということで、おっちゃんの個性や体験や知識は封印されることになったわけです。
そうなるとつまらんわけで、つまらないことはやりたくないから、言われたようにやっているふりをして実はおっちゃんオリジナルをぶっ込んでいくという高等テクニックを駆使しているのです(^_^;)
ところが、他の地域ではもっとフレキシブルに柔軟に実施されているんだね。
こういうことも含め、愛知や名古屋はやることなすことアチコチに実は昔ながらの管理教育の名残りが見え隠れしているんだな。
あぁ〜、やだやだ(ーー;)
かつて愛知や名古屋は革新大国と言われていましたが実際は極めて保守的で用心深く、何につけても初動が遅い、そしてやることなすことがだいたい二番煎じ……、にもかかわらず他所の良いところを頑なに受け入れようとしないというところがあって、さらにさらに根深く蔓延る昭和体質からなかなか抜け出せていない………
………という状況なんだけど、福祉行政は比較的恵まれているんだよね。
現場の理解や質はまた別問題だけどね(ーー;)
なんか話がとっ散らかってきたので今日のところはこのくらいにしといてやろう(^_^;)