自死遺族のためのセルフケア③

 

愛知県自殺対策強化事業として、〜こころの居場所〜AICHI自死遺族支援室主催の講演会&個別遺族会でした。

9月、11月に続き3回目(最終会)となります。

寒いなか、まん延防止重点措置のなか、遠方から来ていただきありがとうございました。

いつものように気の利いた役に立つような話はできず、おともしてくれた、のだくんやひざねこさんやまんぞくさんに助けてもらった次第です(^_^;)

寒いとギュッと過緊張、過覚醒、戦闘態勢となり不安、イライラ、ソワソワ、怖れ、不眠が増長されやすく、攻撃性が高くなったり、うつ状態になったり、落ち着かなくなったりします。

実は、同じように自死遺族は慢性的な過緊張過覚醒になりやすく身体的にも精神的にも不調や混乱を抱えやすくなります。

さらに、罪悪感から自責的となり(サバイバーズギルト)、自分自身のケアがおろそかになるどころか、楽になったり楽しんではいけないとか、罰として苦しんでいかなければならないとなってしまったりします(ToT)

なるべく、あたたかく、美味しく、うれしく、楽しく、心地よい……に身を置いていこうね、少しずつですが氷が溶けるようにゆるんでいき、楽になっていくからね……。

楽になっていいんだよ……。

てなことで、身体を整えることで気持ちも整えるセルフケアの方法をいくつかお伝えさせていただきました。

後半は個別遺族会でした。

実は、多くのご遺族は、周囲からの悪気のない善意に傷つけられていることが少なくありません。

また、大切な人を自死で亡くされたこと以外に、いくつものご苦労を多重に抱えておられたりします。

ですから、ご自身の傷つきや苦悩を誰かに話すことがどんどんなくなり、ひとりで苦しみ孤立していくことも珍しくありません。

ご遺族が安心して話せる場として、この会を細々と続けていけたらいいですね(^o^)

本日はありがとうございました。

そうそう、本日のお品書きは……

とにかく「あたたかく……」

百会と労宮と身柱を叩く、さする、揉む……といいよ。

そして貧乏ゆすり(ジグリング)を極めよう!

……でした(^_^;)

感染状況にもよりますが、3/20(日)と5/15(日)は定例の遺族会の開催となりますが、個別の遺族会かグループでの遺族会となるかは状況をみながら検討となります。

 


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