依存症家族教室

新年度最初の依存症家族教室@港保健センター(西野さんファン倶楽部の集いみたいな感じ、笑)でした。

名古屋市の保健センターは今年度から組織改編があり、事業に対し担当制ではなく、組織として関わるということになったそうです。

そういう事情もあってか、新しい担当者の方だけではなく、課長補佐と保健師さんも参加してくださいました。

3人とも依存症にはまだそれほど明るくはないとご謙遜なさっていました。

本日は新しい方がたくさん来てくだったこともあり、参加してくださった方もたくさんでした。

待ってるのしんどいから、待つ(期待する)のやめようね!

いつまでもおかんをやってると、本人はいつまでもおこちゃまから抜け出せないから、ちゃんと大人として扱おうね!

おかんはとっととやめようね!

離れる時はケンカ腰にでもならないと離れられないから、ケンカ腰はタイミングとしては良いので、出ていくだのなんだのは止めないようにしようね!

心配するのはあたりまえ、寂しくなるのもあたりまえ、でもそれで動かないようにしようね!

ちょっと聞けばいいことを聞きもせずにアレコレ妄想して不安になってないで、聞いたらいいの!

まぁ、どうせまともな返事は返ってこないけどね(^_^;)

本人の言うことをいちいち真に受けて、いちいち一喜一憂したり、いちいちうろたえるのやめようね!

ちょっと落ち着くと、家族が体調崩したりするけど、それは家族が少し回復してきた証だから、丁寧にメンテナンスしようね!

……てなことなんだけど、ワシ、四半世紀以上ずっと同じことを言い続けています(^_^;)

まあ、これからも言い続けていくんだろうなぁ(^_^;)

それだけ、家族は頑固というかしぶといというか、か・わ・ら・な・い……んだな(^_^;)

良くも悪くも家族ってタフだなぁと思うのです。

 

 

5月6月の予定

5月、6月の予定

暑くなり熱中症対策が必要になってきましたね。
当工房はこの5月でまる17年になります。
毎年毎年、よく続けてこれたなぁと思います。
とりあえずは20年を目指します。
たくさんの皆さんに応援いただきありがとうございます。
これからもたくさん応援してください。

お祝いとかお祝いとかしてくださってもいいんですよ(*^^*)

皆さまゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?

例年通り通常営業しておりますので、ご利用ください。

このところ医療機関や高齢者施設等でコロナのクラスターが発生したり、感染が増えていますので、お気をつけてお過ごしください。

当工房は引き続き感染防止対策を取りながら、通常営業してまいりますのでご理解ご協力をお願いいたします。

引き続きマスク着用(アレルギー、過敏症などのある方は除く)、手指消毒のご協力をいただきますようお願いいたします。

出張、電話、メール、ライン、ZOOMなどのご相談もうけたまわっておりますのでぜひご利用ください。

※ 感染状況の変化等によっては一部の業務を休止したり時短したり縮小したりすることもありますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。

※ 近隣の工事のため、出入りや騒音や匂いや駐車場など、しばらくご迷惑をおかけします。


5 月、6月の予定をお知らせします。


*毎週月曜日、午前中は、とわたり内科・心療内科に非常勤でお世話になっております。
https://www.towatari.com/twcms/spindex/


*だいたい毎週木曜日の午後と、火曜日の午後は変則的ですが、名古屋麻酔科クリニックでお世話になっております。
ゆるぅく自分のペースでお仕事させていただいています。
http://www.nagoyamasui.com/


*毎月第3または第4金曜日の午前に、港区にある名古屋ライトハウス明和寮に、メンタルヘルス相談員としておじゃましております。
たぶん、新年度も引き続きお世話になります(^_^;)
5月は24日、6月は21日の金曜日にうかがう予定です。
http://nagoya-lighthouse.jp


*毎月第1日曜日、13時半~、豊川市社会福祉会館「ウイズ豊川」にて、依存症家族会「東三河家族の会」が開催されていますが開催についてはおたずねください。
5月は12日、6月は2日の開催予定です。
お問い合わせ、お申し込みは
080-2398-0382 松井様
mastui2492@gmail.com


*毎月第2土曜日の翌日の日曜日、10時~16時、愛知県女性総合センター「ウイルあいち」にて、薬物依存症家族会「愛知族会」が開催されていますが、開催日程や参加費についてはおたずねください。
5月は12日、6月は9日の開催予定です。
090-7866-6573 愛知家族会

ウイルあいちは改修工事で9月くらいからしばらく使えなくなるそうです。

https://www.pref.aichi.jp/press-release/willaichi-renovation.html


*毎月第1、第3土曜日、18時~20時半、岐阜市民福祉活動センターにて、依存症家族会、ピア岐阜が開催されています。
楽しいゲストが招かれたりしています。
5月は4日と18日、6月は1日と15日の土曜日の開催予定です。
6/1、8/3の第1土曜日は恒例になった、私、おっちゃんの連続講座②、③です。
ぜひいらしてください。
参加費1000円
予約、問い合わせは
090-5615-5928
peergifu_drug_adicton@hotmail.co.jp
ピア岐阜


*毎月だいたい第2日曜日の13時~15時まで、当工房にて、ひきこもりや精神科関連疾患の親の会(家族会)を開催しています。
お知り合いなどおられたら、お誘いください。
5月は12日、6月は9日の開催予定です。
予約不要、参加費2000円/1家族


*毎月だいたい第2水曜日の13時半~15時半、当工房にて、AC女子会(女性クローズド)を開催しています。
5月は8日、6月は12日の開催予定です。
予約不要、遅刻早退自由
参加費2000円(とぽす倶楽部会員は1500円)


*毎月だいたい第3か第4の、土曜日か日曜日、13時半~15時半、当工房にて、ゆるゆるぐだぐだ12ステップの会を開催しています。
5月は26日(日)、6月は30日(日)の開催予定です。
予約不要、遅刻早退自由
参加費2000円(とぽす倶楽部会員1500円)


*AC男子会は休止しております。


*毎月第4水曜日、13時半~15時半、港保健センターにて、依存症家族会が開催されています。
新年度も継続となりました。
5月は22日、6月は26日水曜日の開催予定です。
予約不要、参加費無料
お問い合わせは
052-651-6471(代)
名古屋市港保健センター、保健予防課


*5/5(日)13時半〜は、名古屋市市政資料館にて〜こころの居場所〜AICHI自死遺族支援室主催の自死遺族会が開催されます。
詳細は下記をご参照ください。
https://cocoroibasyo.org/


*5/18(土)13時〜、アスト津4階アストホールにて三重ダルク25周年感謝祭が開催されます。


*名古屋保護観察所の薬物再乱用防止プログラムも引き続き参加させていただいています。

*出張相談や電話相談やメール相談やライン相談やZOOM相談も承っておりますので、お問い合わせください。

*Psycho-somatic-approach(からだほぐし)も承っておりますので、ぜひご利用ください。

*よろず相談や同行や雑用や、私のレンタルなども承っておりますので、ご利用くださいませ(^_^;)

*とぽす倶楽部会員の募集を随時おこなっておりますので、よろしかったらぜひ入会してください。特典はたいしてありません(^_^;)
当工房の後援会のようなものです。年会費3000円です。
たくさんの方々にご支援いただけると助かります。


*「役立たずノート」①〜④を販売しています。ご希望の方はご連絡ください。500円/1冊です。
ただいま⑤「今日の格言」を作成中です。

*中止や変更になる場合もあります。できる限り事前にお知らせしますが、間に合わない場合や、ついうっかりということもあります。


*ひぃりんぐ工房のLINEもありますのでよろしければ登録してください。VOOM(旧タイムライン)でテキトーに役に立たないことをつぶやいております。

名前 ひぃりんぐ工房とぽす

ID topos-occhan


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待つということ

「我を捨て、計らいを捨て、希望は捨てず、訪れるを待つ」by 鷲田清一

 

「中腰で耐え凌ぐ」by 中井久夫

 

とはいえ、待つってしんどいよねぇ〜。

 

皮膚科に行ったのですが、いつもすごく混んでいて2時間待ちがあたりまえなんだよね。

 

今日も2時間超待って、処置2分………

しかたないけど、待っているのってヘトヘトになる。

 

終わったらやらなくちゃと思っていたことがあったけど、疲弊消耗して気力削がれてもうやれないわ(ーー;)

 

とあるところで、エラそうに期待はせずに待ちましょう!とか、待ってないであきらめましょう!とか言っていて、2時間程度でこのザマではまだまだ修行が足りないわ………

 

と思ったのでした。

 

実は短期でイラちで待つの大嫌いなんです(^_^;)

馴染みと非日常

メンタルの病気って、全てではないけれど、発熱、事故、熱中症、災害、転居など突発的な病気や事故や災害などに遭遇すると、それまで抱えていた症状が一時的に消失したり低減したりすることがあります。

 

ある種のショック療法や暴露療法みたいな感じですね。

 

昔々は持続発熱療法とかインシュリンショック療法とか、今でも(やり方は変わりましたが)やっている電気ショック療法などがありましたし、もっともっと昔は拷問のようなものが治療として行われていました。

 

転地療法なんてのもありましたね。

 

ところがねぇ………、発熱、事故、熱中症、災害、転居など突発的な病気や事故や災害などが良くなったり落ち着いてきたり、退院して家に戻るくと………、残念ながらもとに戻っちゃうんだよね(ToT)

 

一旦良くなったかのようだったのがそうじゃなかったり、悪化したりするのは、本人や家族にとってはとてもガッカリなのと、実はその後の予後にも大きな影響があるんだよね(ToT)

 

やっぱり大切なのは西川きよしさんがおっしゃっているように「ちいさなことからこつこつと……」なんだよね。

 

そして、「早く良くなりたいなら、早く良くなろうとしないことです!」by 斎藤学

 

なんだよね。

 

私たちはそれがどんなに過酷でも馴染んだところに戻ってしまうのです。

 

厄介なことです。

 

 

 

 

 

人知れず何食わね顔をして暮らすこと

人知れず難病や障害を抱え苦悩しながら何食わね顔をして暮している方々がたくさんいますが、一方で難病や障害を抱えながらこんなに楽しく前を向いてキラキラ頑張っています……というのをメディアが報道することがあります。

私たちは人知れず何食わね顔をしながら暮らす大多数の方々のことは知らないまま、メディアに取り上げられた特別な人を通して大変な難病や障害を知ることになります。

たくさんの人に知ってもらい理解してもらうのには良いきっかけになるかも知れませんが、そういうのを見聞きするととてもモヤモヤします。

メディアに取り上げられることによって大多数の人知れず何食わね顔で暮らしている人達は、さらに埋もれていくことになってしまい、実際はメディアの取り上げ方とは大きく乖離していくのです。

そして、その特別な方も「あの人は特別だから……」とさらに特別な人にされてしまうのです。

多くの人知れず何食わぬ顔をしている方々は、ただ静かに穏やかに暮らしていきたいのです。

メディアはそれを邪魔しているどころか混乱させていることを自覚すべきだと思っています。